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HTTPステータスコードとは?

更新日 2009年8月12日

コンピュータやサーバーとの間で、HTTPによる通信が行われている場合、たとえば、ブラウザでウェブページを表示したり、クローラーがウェブページを巡回したりするときには、ウェブページの設置されているサーバーとブラウザやクローラーとの間で、お互いの状態(ステータス)をやりとりしています。このステータスをあらわすコードが「HTTPステータスコード」です。
代表的なHTTPステータスコードには次のようなものがあります。

ステータスコード内容
200 OKコンピュータやサーバーとの間での通信が成功した状態。問題なくウェブページが表示される場合、ブラウザやクローラーは、このステータスを受け取っています。
301 Moved Permanentlyウェブページは、指定されたURLではすでに存在せず、別のURLに永久的に移転したので、新しいURLに転送したことを示します。
302 Found(Moved temporarily)ウェブページは、指定されたURLでは一時的に存在せず、別のURLに仮の移転をしているので、移動先のURLに転送したことを示します。
401 Unauthorized指定されたURLのウェブページを表示するには認証が必要であることを示し、認証に失敗したときなどに使われます。
403 Forbidden指定されたURLの表示リクエストは受け付けられたが、ウェブページを表示する権限がないことを示します。
404 Not Found指定されたURLはサーバー上に存在していないことを示します。
500 Internal Server Errorサーバー側でのスクリプト実行エラーなどの理由で、リクエストを実行できなかったことを示します。
503 Service Unavailableアクセスが集中しているなどの理由により、サーバーがリクエストを受け付けられないことを示します。

指定されたURLが存在しない場合、サーバーは、通常「404 Not Found」のHTTPステータスコードを返しますが、どのようなステータスコードを返すかはサーバー側で任意に設定できます。このため、たとえば、削除したウェブページがクローラーに巡回され続けるという場合には、そのサーバーが存在しないURLに対して「404 Not Found」のHTTPステータスコードをクローラーに返しているかを確認する必要があります。

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